2018年度 SINET広域データ収集基盤 実証実験 公募(第2回)

モバイル網を活用した広域データ収集基盤の性能評価等を目的として、実証実験を実施します。(第2回)

募集対象・テーマ

広域データ収集基盤を利活用し、これまでSINETが接続できなかった場所での研究データ収集や、遠隔地との共同研究、IoT関連研究など幅広い分野の研究提案を募集いたします。募集要項に活用例をあげていますが、この例に限らず、様々な活用の提案をお待ちしております。

なお、実証実験のテーマ及び成果については、支障の無い範囲でSINETのWebページ等に活用事例として公開させていただくことを予定しております。

応募資格

(1) SINET加入機関に所属する研究者等
(2) SINET加入資格を有する機関に所属する研究者等

実証実験期間

2018年12月上旬(予定)~2020年3月31日

提案書の提出期限

2019年3月29日(金)
*選定は随時行います。応募から2週間程度の選定期間を経て結果を通知します。

データ処理環境について

利用者(公募採択者)は、民間の協力事業者のデータ処理環境をアカデミック条件で利用できます。
なお各事業者との契約が必要です。
*データ処理環境の詳細は、今後随時掲載・更新する予定です。

協力事業者の一覧(2018年12月27日現在)

*協力事業者各社が提供するデータ処理環境の詳細(サービス名称、サービス概要、提供イメージ、提供条件、連絡先、等)は、下記の資料を参照ください。
民間の協力事業者各社が提供するデータ処理環境」について

募集要項、提案書等の様式

募集要項
参加提案書(様式1)
成果報告書(様式2)(2019年11月5日更新)

FAQ

Q.1 IoT デバイスからデータ処理環境等への上り通信のほか、IoT デバイスを制御するための下り通信や、IoT デバイス間の通信はできるか?

A.1 可能です。 広域データ収集基盤は、SINET VPN サービスを用いて、実験参加グループ内で閉じた VPN 上での利用を想定しており、その VPN 内で任意の通信が可能です。

Q.2 SIM カード数はどれくらい使えるか?

A.2 特に制限等は設けていません。必要枚数は参加提案書に記載してください。 なお、SIM カードは有償です。NII が指定する通信業者から購入してください。

Q.3 データ処理環境の利用予定に関しては、どのレベルまで記載すればよいか?

A.3 あくまでも予定で結構ですので、要項に記載されているパターン(大学/商用クラウド/協力事業者)の選択だけでも結構ですが、具体的/定量的な記載をして頂ければと思います。 特に協力事業者環境を利用する場合は、今後提供内容の発展が期待できる場合もあるので具体的な希望をご提示頂けると幸いです。

Q.4 SIM枚数、データ通信量の利用詳細は未定だが、どのように記載すればよいか?

A.4 利用リソースの拡張変更に関しては柔軟に対応致しますので、提案時点で必要と思われるレベルの枚数/利用量をご記載下さい。

提案書提出先・お問合せ先

国立情報学研究所 学術基盤課 広域データ収集基盤担当
e-mail: wadci[@]sinet.ad.jp TEL: 03-4212-2269

チラシ

広域データ収集基基盤 実証実験公募