方向性とアーキテクチャ

SINET6のネットワークアーキテクチャは、超高性能性と高信頼性を併せ持つSINET5のアーキテクチャを踏襲しています。

SINET6の高性能、高機能、セキュア、高信頼な最新のアーキテクチャ

SINET6のネットワークアーキテクチャは、超高性能性と高信頼性を併せ持つSINET5のアーキテクチャを踏襲しています。

各DC(新設DCを含む)は、ルータ・ WDM(光伝送装置)※1・ L2MUX(論理パス設定装置)※2 で構成されています。

  • ルータ: L2MUXと400GE×2*でリンクアグリゲーション接続しロードバランスを実施、論理ルータ間をVLANで接続
  • L2MUX : WDMと400Gbps×N(回線数)で接続、L2MUX間を論理パスで接続
  • WDM : WDM間を400Gbps波長パスで接続

※1 WDM : Wavelength Division Multiplexer
※2 L2MUX : Layer-2 Multiplexer

ルータのサービスレイヤは、論理的に分離された複数の面(ロジカルシステム(LS))で構成し、高セキュア性を実現しています。

  • IP Dual面 : IPv4/IPv6インターネット接続サービスを提供する面
  • 回線多重面: アクセス回線冗長化用の回線多重装置を収容する面
  • 静的VPN面 : L3VPN/L2VPN/VPLS/仮想大学LAN等を設定する面
  • 動的VPN面 : L2VPN/VPLS等をオンデマンドに設定する面
  • 連携1/2面: 今後の多様な接続連携のため準備する面
  • 実証評価面: 先進的な技術を実験するための面

また、任意のSINET DC間を論理的にフルメッシュ接続し(IP dual面)、超高速性と低遅延性を同時に実現しています。