送信元バリデーションの導入について

SINET では、ISOC (Internet Society)が世界的に普及をめざす、 BGPルーティングのセキュリティ確保を目的とした活動である、MANRS(Mutually Agreed Norms for Routing Security)に2022年度より参画しております。
MANRS準拠のための活動として、RPF(Reverse Path Forwarding) checkの導入を2023年1月に予定しております。

RPFは、送信元IPアドレスを偽装した通信を遮断するもので、一般的な通信において影響は発生いたしませんが、研究等の目的で送信元を偽装した通信を行われる加入機関において、問題が発生する可能性があります。
本件につきましては、SINET利用推進室(support@sinet.ad.jp)にてご要望を承りますので、RPF checkに於いて問題が発生する加入機関及び研究につきましては、ご連絡を頂けますよう、お願い申し上げます。